肥満症について
肥満であるかは、身長あたりの体格指数(BMI(body mass index):体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で判定します。多数の検診受診者を調査した結果、 BMI(肥満指数)(体重kg÷身長m÷身長m)=22が最も健康であることがわかりました。そこで、 身長m×身長m×22 → 標準体重kgとしました。例えば165 cm の人は、1.65×1.65×22=59.9 kg が標準体重です。 この標準体重を20%以上越える場合、肥満と呼ばれます。
また肥満といっても病的なものとそうでないものがあり、臨床上これを分けて考えることが重要となってきます。そのため、単なる「肥満」という呼び方とは区別して、医学的にみて減量治療の必要な肥満を「肥満症」と診断しています。
治療の基本となるのは、食事療法と運動療法です。この両者を進めるにともなって、行動療法により具体的な生活指導を行ないます。また、補助的な手段として薬物療法が有効となる場合があります。以上の内科的方法が無効な肥満症の患者さんに対しては、外科的治療法が適用されます。