血圧計の選び方
血圧の測定方式には、コロトコフ法(聴診法)とオシロメトリック法があります。血管に血液がぶつかる音(コロトコフ音)を聞いて測定するのがコロトコフ法です。WHO(世界保健機関)では、コロトコフ法を推奨しているため、病院では通常この方法が採用されています。オシロメトリック法は、止めた血流が流れはじめる時の動脈壁の振動を、センサーでキャッチして測定する方法で、家庭で普及しているのはほとんどこのタイプです。
最近では様々なタイプの血圧計がありますが、血圧の測定は、上腕で行うのが一般的です。手首や指先で測定する簡易タイプのものは、血圧が変動しやすいため、測定値は目安程度に考えてください。上腕部を測る、操作が簡単なタイプのものがいいでしょう。また、24時間自動で記録される血圧計もあり、専門的施設では使用されています。1日のどの時間に、どのような血圧の変化があるか知っておくことは、血圧のコントロールに役立ちます。
また上腕型は精度もよく、安定した血圧が測定できます。長期間にわたって血圧の経過を知ることが家庭血圧を測る目的なので、負担にならず、一定条件で測れることを重視します。まず、測定時刻は夕食前か就寝前がよく、帰宅が不規則な人は朝の出勤前などにします。家庭血圧は最初は高く出ることがあるので、3回繰り返し測定し、最初の値を除いた平均値をとります。