アレルギーの原因
体には免疫機能があって細菌やウィルスなど、自分にとって敵となる微生物が入ってくるとそれを、抗原として抗体を作り体を守ろうとする働きがあります。 そしてもう一度同じ微生物が入ってくると記憶されていた抗体が抗原と結びついて無害にしてしまうのです。これを抗原抗体反応といいますが、免疫の働きに狂いが生じ抗体が余分に体内にできたり 有害な抗体が出来てしまうこともあり、この狂いによってアレルギー疾患が起こります。
アレルギー症状の原因となる物質をアレルゲンと言いますが主なものにほこり、ダニ、花粉、ペットの毛やフケ、卵、牛乳、大豆、ソバ、米、小麦、畜肉、魚肉、薬品類、うるし、装身具の金属、化粧品などがあります。どのアレルゲンによって、どのような症状が現れるかは、ヒトによってかわってきます。0歳から2歳まではアトピー性皮膚炎の原因となる食物がアレルゲンとなることが多いようです。
アレルギー性の病気は素因が重要で、家族に何人もアレルギー患者がいたり、一人でいくつかのアレルギー疾患を合併してもっていたりします。小児喘息やアレルギー性鼻炎の多くは、家の中に住むダニが抗原となります。戦後気密性の高い住居に、じゅうたんやソファなどを持ち込み、エアコンなどにより、ダニにとっても快適な繁殖環境となりました。核家族や共稼ぎという家族構造の変化で、掃除も不十分な家庭が増加しています。